写真とは、「時が経てば経つほどその価値が増していくもの」と、思っております。
撮った時にはあまりその重みはわからないかもしれません。
しかし、後で見たときたった1枚の写真がその時の気持ちや思い出を蘇らせてくれるような力を持っていることもあるように思います。
1948年に創業以来からお店の形こそは変われども、皆様の思い出を形としてキレイに長持ちするように残すお手伝いをできたら、また、この店で撮って良かった、と思っていただけるような写真をお渡しできたら、という気持ちはずっと変わらぬままでございます。
ある日、私の父が撮影した20年前の証明写真を気に入って今でも持っているというお客様がいらした時は本当になんともいえない嬉しい気持ちになりました。
これからも、そのような写真を提供していかれるよう取り組んで参りたいと思います。
何卒、ご支援ご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
トウヤマフォト 店主
1948年 | 東山省吾、カウにより東山商会をたちあげる。 | |
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モノクロ写真の全盛期。撮影、地下の暗室での現像、焼付などの技術が評判となり、お客様のフィルムの現像、焼付け、証明写真や、いろいろな会社の製品の写真撮影を行っていた。子供であった現店主の私は学校帰りに焼付後の写真を乾燥機で乾かし、カッターで切りそろえ夫々のお客様に受付袋に入れるのを手伝った。 | |
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モノクロ写真から一気にカラー写真へと移り現像焼付けは集配によるメーカーに移り、現像・焼付けの手間がなくなった分、タバコの販売許可を経て店内にタバコ販売を始めた。一方、写真の方はお客様に喜ばれるなるべく早くきれいな写真を、という理念から、いち早くポラロイドカメラの導入。ライトなどスタジオの設備を充実させる。 | |
1993年 | 木造から現在の5階建てのビルに建替え1998年より店主を交代。 | |
2000年 | デジタルカメラが普及し始め当店もデジタルミニラボ(インクジェットではなく、従来写真とかわらない銀塩方式)を購入。 | |
1960年代の近所の子ども |
創業当時の当店 | 昭和50年代の当店 |